こんにちは、たつごんです。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。
今回は、主に“為替が円安に振れる理由、じっちゃまがVTIを削った理由”について。
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI)
じっちゃまの解説を聞いてから運用成績が良くなってきているので、そこで参考・勉強になったことをこのブログでまとめて発信をしています。
※重要ですが、投資の判断は自己責任でお願いします。
今は割安株、儲かる銘柄が沢山ある!2022年はバリュー株をガッツリ買う投資スタイル
じっちゃまLIVE配信の主に“為替が円安に振れる理由、じっちゃまがVTIを削った理由”などについて意見をまとめました。
じっちゃまがVTIを削った理由 / 2022年はインデックス投資よりバリュー株投資?
米国株を否定しているわけではない。インデックス投資は来年以降また良くなる。
VTIを少し削ったんだけれども、それは相場自体がヤバイという意味合いはそれほど高くありません。2022年はS&P500は1年を通じて±0くらいであまりつまらない相場になるのではないかと私は考えています。
だけれども、大惨事のシナリオというのは想定していないです。なぜなら、今はアメリカ好景気だし、景気サイクルの前半か後半かと言えば前半部分なんですよ。だから、今相場がギクシャクしているのはあくまでも金融相場から業績相場に移る過渡期の一時的なものであると理解しています。
なので、今年は1年辛抱すればVTIとかインデックス投資している人も2023年以降また良い相場でやっていけると思うんですよ。だからアメリカ株に対して否定的な考え方をしているのでは決してないです。
良い銘柄がゴロゴロある。VTIを売った理由は?
なぜVTIを売ったのかというと、それは今良い銘柄がゴロゴロある、儲かるストーリーが幾らでもあるからです。例えば、PXDとかはブレイクアウトしそうになっています。それから高値よりも少し下がっているけれどもFLNG。バリュー株はいくらでもあるんです。
だから、比較的銘柄の数は絞りこんで一つひとつのポジションは大きく、投資対象としては思いっきりバリュー株をガッツリ買っていくというようなスタイルですよね。しかも、今新値を狙っているような銘柄を買いたいと思っています。
米国株ヘッジファンドの投資の動き
で、これは実は僕だけがやっていることではなくて、アメリカのヘッジファンドは今もの凄い勢いでバリューに流れ込んでいますよね。
JPモルガンはプライムブローカーという業務をやっているんですが、それは皆さんがネット証券に口座を開けて米国株を買うのと同じように、ヘッジファンドはJPモルガンとかに口座を開けてプライムブローカレッジ口座で券面を預かってもらい投資をするわけです。
そういうヘッジファンド向けの預かりビジネスをプライムブローカレッジと言います。JPモルガンからの立場からすれば、彼らの顧客が何を買っていて何を売っているかが手に取るようにわかるわけですよね。
今はグロース株や半導体株よりもバリュー株
そのデータによると、みんなヘッジファンドはバリュー株を買っているという風に言っています。だから、データに基づいて言っているわけなので、間違いないと思うんですよね。
JPモルガン・チェースのプライムブローカレッジによれば、ロングショート戦略を取る株式ファンドは、バリュー株へのエクスポージャーがグロース株との相対的な比較で少なくとも4年ぶりの高水準となっている。(Bloomberg)
色々なグロース銘柄や下手したら半導体までチャートが変になってきています。こうしたグロース株を突っついているのは日本人くらいしかいない。本当にそんな状況なんです。
米金融当局が利上げ実施でインフレと闘う姿勢を鮮明にする中、ファストマネー投資家によるポジションのシフトは金融市場全般で見られる動きを映し出している。インフレ調整した実質ベースの債券利回りは急伸しており、投資家の目はより短期的なキャッシュフローをもたらすことの多い割安株に向かっている。(Bloomberg)
[2022/1/9配信]
【質問】今後の為替で特に円が買われやすいのか、ドル円がまだ上昇するのか教えて
それはわかりません。でも、一つ言えることは世界を見渡した場合アメリカの景気は強いですよね。だから、今年もGDP成長率で4%くらいの成長がアメリカは出るんじゃないでしょうか。
翻って日本を見た場合、瞬間風速ですけれどもこの前は年率換算して-3.9%でした。だから、アメリカ経済と日本経済というのは月とスッポンくらい違うんです。
その場合、為替がちょっと円安に振れるというのは普通じゃないかと思います。ドルが強い理由が何かというとそれはアメリカ経済が強いからではないですか?というそれ以上の説明しようがありません。
[2022/1/9配信]
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