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【国大教育学部卒が教える】教員志望の大学生が読むべきおすすめ教育本

勉強方法

将来教師志望している大学生です。読むべきおすすめの本があれば教えてください。

私が教育学部に所属していたとき、よく後輩からこのような質問を頂いてました。最終的に私は教育系企業に就職したわけですが、一応教師になるための勉強はしてました。

そこで今回は教員志望の大学生が絶対に読むべきおすすめの教育本をご紹介します。

教員志望の大学生が読むべきおすすめ本

さてご紹介していく前に、一つお伝えしたいことがあります。これからご紹介する本の中で「これ楽しそう!読んでみたい!」と思ったものをメインに読んでみてください!

というのも、読まなきゃいけないという気持ちで読むよりも、興味があって読みたい気持ちで読むこと=楽しいと思える読書体験をすることの方が大切です。その体験を子どもたちにも伝えることが出来ますからね。

なので、子供たちと同じ気持ち(感覚)になって読書体験をしてみてください!

 グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

本書の内容(以下、引用)

なぜ、優秀な人材が「教師」を就職先に選ぶのか?ベンチャー志望、キャリアに悩む若者から、教育関係者、人材育成担当者、チームリーダー、そして親にも読んで欲しい、新しい「働き方」と「成長できるしくみ」。

本書のおすすめポイント

著者の松田さんの経験談から感じる人生観、日本の教育の問題点、組織運営まで幅広くお話されています。

松田氏は留学の経験や帰国後の企業経験など経験豊富のため、教育・人材育成に興味がある方以外にも留学を考えている人や起業したい人にもお勧めしたい一書となっています。

著者の熱い思いがすごく感じられます!色々な面で勇気づけられます。

さる先生の「全部やろうはバカやろう」

本書の内容(以下、引用)

本書は、Twitterに現れるや否や、爆発的にフォロワー数を増やした
インフルエンサー さる@小学校教師こと、坂本良晶教諭による初の単著。

働く時間を減らしつつ、子どもを伸ばす「教育の生産性」向上の実現。
そのための思考法、仕事術について凝縮された一冊。

本著は、あれをしましょうこれをしましょうの「足し算の強要」をするものではなく、
全部やろうはバカやろうという「引き算の提案」をするものである。

本書のおすすめポイント

この書は学校現場での生産性を上げるためのヒントが書かれています。これらを頭の中に入れるだけでも、教員になったときの生産性は高まると思います。

子供たちのためにあれやこれやとやること(=働けば働くほど教育効果が高まる)という従来の認識から、何が教育に大切なのかという教育的本質を捉えた意見が詰まっています。

教育効果は教師の働く時間と比例しません。より良い教育とは何か?それを考えさせられる一冊です。

「学力」の経済学

本書の内容(以下、引用)

ゲームは子どもに悪影響?教育にはいつ投資すべき?ご褒美で釣るのっていけない?思い込みで語られてきた教育に、科学的根拠が決着をつける!

「テレビやゲーム」と、「子どもの発達や学習」は、因果関係がない? 実は、幼少期にテレビを観ていた子どもは「学力が高い」なんていう研究データまで!知れば、納得の科学的根拠から導き出した結論を詳しく紹介。

本書のおすすめポイント

こちらの書は教育者1人としての意見や精神論を述べたものではなく、科学的根拠に基づいた教育効果を述べています。ただし、アメリカの研究のため日本教育でもそう言えるかはわかりません。

たくさんのデータや実験・調査から得られた結果なので、客観的に「教育」を見ることができます。

私見が挟まりますが、日本もこういった研究をもっとすべきだと思います。有識者会議というあまりに抽象的かつ科学的根拠の薄い話し合いで物事を決めすぎている気がします。

そんな感じで色々と考えさせられるので面白いですよ(*‘∀‘)

さいごに:あなたが思う教育とは?

さいごに私から皆さんに問いかけたいことがあります。

「あなたが思う教育とは?」

これに対する答えはありません。教員になるにあたりこれはずっと考えていくことでしょう。

また、教育はこれからも変わり続けます。昔は教育のデジタル化なんて考えはありませんでした。

ぜひこれからご紹介した本が皆さんの将来に少しでも役立つことを願って、終わりとさせていただきます。ありがとうございました。

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