こんにちは、たつごんです。
今回は、コロナ禍で不動産を始める人が増加してきているのでは?について話していきます。
コロナが感染拡大して約1年が経ちますが、その期間で会社の給与以外の副収入として資産運用に関心が高まってきました。
金融リテラシーの低いと言われている日本にとってはある意味朗報かもしれません(笑)
そして、株式投資以外に不動産投資に興味が寄ってきたのも事実だと考えています。
コロナ禍で一棟モノの価格が大幅上昇した件
国内最大級の不動産投資ポータルサイトの健美家が公表した収益物件市場動向によると、、、
健美家(株)は1日、2021年1月の収益物件市場動向を発表した。同社の情報サイトに新規登録された全国の住宅系投資用不動産(区分マンション、1棟アパート、1棟マンション)の物件価格、表面利回りを集計したもの。
区分マンションの平均価格は1,502万円(前期比0.92%下落)と反転下落。表面利回りは7.63%(同0.12ポイント低下)。
1棟アパートの価格は6,676万円(同0.95%上昇)と反転上昇した。表面利回りは8.73%(同横ばい)となった。
1棟マンションの価格は1億6,346万円(同11.13%上昇)と大きく上昇した。表面利回りは8.05%(同0.18ポイント低下)だった。
1棟マンションの価格が大幅上昇、利回りは低下
特に一棟マンションの価格は大幅に上昇したことがわかりますね。実際、一棟アパートや区分マンションは普段と変わらずと考えていいでしょう。
コロナ禍で不動産投資家たちの間では「買い場やチャンス」と捉え、好条件で不動産を購入できると考えている人は多くいるみたいです。
株式とは異なり比較的安定している不動産市場
株式投資では今回世界的大幅下落を記録し、不動産市場でも下落はしたものの株式と比較すると安定していました。
東京都は住宅地、商業地ともにプラスを維持しましたが、上昇幅は大きく減少しました。
住宅地の上昇率5%以上の地区は、昨年23区で13地区ありましたが、今回はゼロに。
東京圏の動向-商業地は8年連続上昇も住宅地は7年ぶり下落
上記からも、さすがは不動産ということがわかります。
今後、地価がどうなるのか。不動産業界の見方としては、コロナ禍の影響は注視しつつ、長期的には悲観的に捉えていないという声が多く、テレワークの進展による郊外エリアの人気など、新しいニーズに期待する声もあります。
海外投資家が注目する日本の不動産市場
リーマンショック時に不動産を購入した人の中には大きな成功を収めた人もいますよね。
例えば、アパホテルの社長はその間土地を買い漁っていました。
そういった教訓から今回もそこまで下がらないだろうと考える人が多いのかもしれません。
日本の不動産市場に注目する海外投資家の存在
また、日本の不動産購入を考えている外国投資家も増えているみたいです。
これもまた不動産価格を押し上げている理由と考えられます。
国際的に見ると日本の不動産が海外投資家から注目を集めているといいます。コロナ禍では全世界の経済が停滞しましたが、1~6月の首都圏への不動産投資額は150億ドル(約1兆6千億円)で、世界首位となりました。特に、コロナ禍で世界的に売買が停滞する中、大型オフィスの売買が多かったとのことです。1~6月の海外投資家の比率は39%で、昨年同期の6%から大幅に高まりました。
コロナ以前から、東京の不動産は海外の主要都市に比べると割安で、海外投資家から注目されていましたが、このコロナ禍で安全性や安定性が評価されたともいえるでしょう。世界の主要都市がロックダウンし、いまだ感染者が増加する中、東京などはロックダウンもせず、街に自粛ムードはあるものの少しずつ回復しています。今はオフィスの空室率も高まっていますが、長期の視点で見れば、価値は落ちないと見られているようです。
海外投資家が注目する日本の不動産市場
地価は一瞬にしてゼロになる可能性は極めて低いです。というか、人口減少であっても何であってもゼロになることはないでしょう。
不動産の安定性×東京不動産の比較的安価な状態が相まって、海外不動産投資家の参入が増えました。
まとめ
今回、不動産投資家が増えてきている件について話してきました。
こういった背景もあり不動産価格の上昇につながったと考えられたりしますが、不動産投資家の過半数が「コロナ禍でも不動産を買い進めていく」と答えています。
不動産は今買いなのか、そうでないのかはわかりません。
だからこそ、そこは株式投資と同じように積立式で買い進めていくのが得策だと思っています。
良い物件があったら、買う。ただそれだけ!