こんにちは、たつごん(@tatsugonblog)です。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。
今回は、主に“テーパリングによるFRBバランスシート縮小”について。
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI)
Youtubeで定期的にLive配信をされていて、とてもアップデートな情報を聞けるので、米国株投資をされている方にはおすすめの米国株投資チャンネルです。
じっちゃまの解説を聞いてから運用成績が良くなってきているので、そこで参考・勉強になったことをこのブログでまとめて発信をしています。
※重要ですが、投資の判断は自己責任でお願いします。
グロース株よりも金融株!テーパリングによるFRBバランスシート縮小について解説
じっちゃまLIVE配信の“テーパリングによるFRBバランスシート縮小、グロース株よりも金融株かについて”など意見をまとめました。
テーパリングによる今後のFRBバランスシート
バランスシートの縮小が怖いと聞いたことがあります。それはどういうことでしょうか。
ここでいうバランスシートというのは、FRBのバランスシートのことですよ。
FRBの資産つまりバランスシートを見てみると、新型コロナの時に増えて、そこからじわじわと今買い増しているわけですよね。
それが今度のテーパーによって今後どうなるかというと、横一線に定規を引くような感じで推移していくだろう。
つまり、2013年もじわじわと増えたんだけれども、その後でテーパーで段々買い入れ額をゆっくり減額して横ばいにした。
ここの最後は横ばいというのを前回は1年くらいかけてゆっくりやったわけですよ。それを今回は3か月でやっちゃおうという話をしています。これが怖いということですよね。
バランスシートの縮小から金融株は買いか?
バランスシートの縮小で長短金利差が上がると考えて、金融株を買うのはダメでしょうか。
それは可能性として取っておくべきだと思います。
なぜなら、今回のテーパリングはもの凄い荒っぽいペースで急激に債権の買い入れを止めてしまうという話なので、ひょっとしたら長期債の需給関係にインパクトを与えるほどの大きな突然のやめ方かもしれない。
なので、長期金利がそれによって上昇するシナリオもあるかもしれません。そうなのであれば、金融株を買うというストラテジーが成功する可能性はありますよね。
じっちゃまがMSは買わないと言う理由
JNJ、PFE、TLT、WFC、MSの中で短期で今買うべき銘柄はどれでしょうか。
僕だったらMSは買わないね。モルガンスタンレーは株の王者、エクイティのモルガンスタンレーと言われているんだけどね。
2021年を通じてわかったことは、MSのエクイティのフランチャイズはかなり朽ちてきている。もう鈍らな証券会社に成り下がっている。
僕が現役の頃はモルガンスタンレーはものすごく手ごわい雲の上の存在だった。
だけれども、今は随分パワーダウンしてJPMがMSの背中を押したら倒れるくらい落ちたよね。
だから、あと2,3年したらECM(Equity Capital Markets)のランキングも逆転するんじゃない?で、JPMよりも上に行くんじゃない。
それは我々みたいな業界の内部の人間からすれば、もの凄いことだよね。王様が落ちぶれる瞬間なわけだからさ。
結局“グロース株が強い”というシナリオはある?
短期金利が上がっても長期金利が反応せず、グロース株が強いというシナリオはありますか?
それはないとは言えないけれども、でも1月効果でチャラチャラしたグロース株が買われたらそれでもうおしまいじゃない?
その後はやはり煮ても焼いても食えない相場が来ると思いますよ。
インフレは長期では問題ない?消費者物価の法則性について
じっちゃまはインフレは長期では問題ないと考えていますか。
それはまだわからないですよね。消費者物価は55年で一回りして、55年ごとにピークを打つという法則性があると言われています。
前回ピークを打ったのは1979あるいは80年ですよね。そうすると次回の消費者物価のピークは2034年くらいになるんじゃないの?
そして今は、物価のサイクルから言えば一番物価が低かった時と言うのはもう過ぎて今後は基調としては物価は上がりやすいという局面になるのではないでしょうか。
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今回は以上です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。