こんにちは、たつごん(@tatsugonblog)です。
アメリカやニュージーランドなど海外では不動産価格が上昇傾向にあるみたいだけど、日本も年々上昇しているの?
私も日本で不動産投資をしていると、海外の不動産投資事情について気になって多々調べることがあります。
そこで、今回はそもそも日本の不動産価格は年々上昇しているのかについて解説・考察していきたいと思います。
【海外比較】日本の不動産価格は年々上昇している?【不動産投資】
結論から言ってしまうと、日本の不動産価格は若干上昇しています。本当に若干ですw
詳細は後ほど紹介していきますが、海外不動産と比較するとアメリカやニュージーランドなどの方が圧倒的に上昇していることがわかります。
ニュージーランドとアメリカの不動産事情をピックアップしながら、日本の不動産価格について触れていきたいと思います。
【ニュージーランド】移民政策により住宅供給不足に…
不動産投資について調べていると、こんなタイトルのニュース記事を見つけました。
>価格上昇続くNZ不動産…「100万NZ$以下ならお得」の感覚
ニュージーランドでは売る住宅が足りないほど、供給不足が続いているとのことで価格が年々高騰しているようです。原因は積極的な移民政策とのこと。
人口減少対策から見た日本の不動産投資について考察した記事を書いたので気になる方はこちらも読んでいただけると嬉しいです。
人々の生活スタイルの変化のほか、移民の上昇もあり、タウンハウス建設で戸数を増やすなど宅地造成が盛んではありますが、戸数的には増えているものの、増加を続ける人口とのバランスが取れていないといった現状です。オークランドから他都市へと人口の分散化を狙う、政府の政策も強化されています。
引用:価格上昇続くNZ不動産…「100万NZ$以下ならお得」の感覚
上記のグラフを見れば一目でわかりますが、年々右肩上がりで上昇を続けています。
不動産投資面で言えば、価格が高く参入が難しかったり、他国のため融資付けが厳しいなどの壁はありますが、キャピタルとインカムのどちらでも狙えるため美味しい投資です。
【アメリカ】住宅需要の上昇・賃料中央値も上昇
アメリカは今もなお人口が年々増加しており、それにより住宅需要が高まり、経済も成長するという好循環が成り立っています。
以下のグラフを見ると、2011年あたりから一時調整が入ったもののその後は上昇に転じ、今もなお上昇傾向にあるアメリカ不動産です。
賃料中央値の推移(下)を見ても、こちらは安定的に上昇を続けています。アメリカ不動産は購入時の利回りは低いものの年々賃料も上昇していくため利回りも購入時から上がっていきます。
引用:アメリカの不動産投資市場について~アメリカ不動産投資が注目される理由とは?
これは日本の不動産ではキャピタルが狙える物件はあっても、賃料が年々上昇していくのは考えられません。築年数が古くても関係ないのは羨ましい限りです。
【日本】区分マンション価格の上昇が顕著
さて、ニュージーランドとアメリカの不動産価格を見てきましたが、日本の不動産価格はどうなっているのでしょうか。
日本も総合的に見れば若干上昇をしています。
以下、国土交通省が発表する不動産価格指数です。
引用:【2021最新】マンション価格の推移を見る|価格は下がる?上がる?
うーーーん。
と、いった感じですよねw
区分マンション価格が高騰していることがわかります。その反面、住宅地の上昇率はわずか、ましてや戸建は減少しているのが現状です。
ここで言う区分マンションは主に首都圏、その他大都市圏内にあるマンションだと思うので、それ以外の郊外にあるマンションを購入してしまうのはリスクがあるので注意が必要です。
このように日本の不動産投資においては、下手にキャピタルを狙いにいくのではなくインカム狙いで購入することが前提である認識が大事だと思います。
今回見てきた2国で、特にニュージーランドでは移民を積極的に取り入れていったゆえ、不動産価格が上昇するという結果を生みました。
英語圏ではないですが、日本も移民政策を積極的に取り入れていけば、もしかするとこのような現象が起こり得るかもしれません。
今回は以上です。最後までありがとうございました。