こうなれば絶好の買い場！注目すべき“宇宙関連銘柄”４選【じっちゃまの米国株】

宇宙株が注目されるにはまだ時間がかかりそうでしょうか。

一番重要なファクターはスターリンクのIPOだと思います。それが発表されたら宇宙株は全部相場になると思います。これが実現したら非常にデカいIPOになります。

今から推していきたいと考えている銘柄は何でしょうか。

ハイリスクで構わない（ホームラン狙い、一発狙い）というのであれば、Vector AcquisitionsはSPACですけれども今度合併する、ロケットラボという会社です。

今一番多く人工衛星を打ち上げている会社はSpaceXなんですよ。スペースXは宇宙関連銘柄で言えば、ガリバー的なバカでかい存在で他の銘柄を圧倒しています。

そして、今そのスペースXがいよいよビジネスがシャキッと恰好ついてきて、これから資本市場に出てくると思います。

具体的には第一弾としてスペースXの子会社であるスターリンクという会社がIPOになると思います。そして、スターリンクのIPOはホットディールになると思います。

もしスターリンクのIPOが発表されたら宇宙関連銘柄が買われる局面が来るかもしれません。その時に、一番SpaceXに近い会社で実績にも次いで最も多い会社がこのロケットラボ（VAQC）なんです。

なので、この銘柄は今買う必要はないかもしれないけれども、みんなのレーダースクリーンの中に入れておいて損はない会社だと思います。非常にしっかりした会社です。

もう一つ同じロケット打ち上げのセクターでやっている会社にアストラという会社もあります。ロケットラボよりは実績は少ないです。そして、ロケットラボのロケットよりももっと小さいものをアストラは開発しています。

僕は宇宙のストーリーで今後ホットになるのは、バカでかいロケットではないと思っています。火星に行くようなロケットあるいは人々を月旅行に連れていくようなロケットで、大型のロケットはショーとしてやっているわけで一番金儲けという点で美味しいのはトースターくらいの大きさの小型人工衛星。

それを地球から限りなく近い距離 “Low Earth Orbit” つまり低軌道に打ち上げるちんけな人工衛星・ロケットのビジネスチャンスが大きいと思うんです。それをやっている会社がアストラ（ASTR）です。なので、この銘柄にも注目しています。

それから人工衛星を使って何をするということで言えば、スパイア（SPIR）も一番多く既存の小型人工衛星を打ち上げています。星座みたいに小型人工衛星をばら撒いているのがすでに稼働しているのがスパイヤーです。

それと、ブラックスカイ（BKSY）。この４社が宇宙開発の中で一番毛並みの良い会社だと思います。それ以外はゴミですね…。

例えばヴァージンギャラクティック（SPCE）という会社があるんですが、まだ宇宙船すらも完成しておらず、エンジンがかかった試しが一度もないという会社なので、僕ならこの銘柄はパスしますね。