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【ハイグロ銘柄は危険?】利上げ局面での投資手法、2022年の投資戦略【じっちゃま米国株】

投資生活

こんにちは、たつごん(@tatsugonblog)です。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。
今回は、利上げ局面での投資手法、2022年の投資戦略について。

広瀬隆雄氏とは何者?

三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI

Youtubeで定期的にLive配信をされていて、とてもアップデートな情報を聞けるので、米国株投資をされている方にはおすすめの米国株投資チャンネルです。

※重要ですが、投資の判断は自己責任でお願いします。

利上げ局面での投資手法、2022年の投資戦略を解説

じっちゃまLIVE配信の“利上げ局面での投資手法、2022年の投資戦略”に関する意見をまとめました。
高インフレ率に伴い、FRBの利上げタイミングに注目が集まっていますね。

利上げが続く間のハイグロ銘柄について(12/16LIVE配信)

質問者
質問者

利上げが続く間はハイグロース株によい「買い」は入らないのでしょうか。

じっちゃま
じっちゃま

いや、そんなこともないと思います。利上げが始まる2022年3月頃は比較的ハイリスクな時期になる。その時に僕はハイグロース株でパンパンに持っておくことはしないです。むしろ、PERの低い株、配当利回りの高い株、エンジンのギアをローギアに入れて徐行運転をしたいと思います。

じっちゃま
じっちゃま

そして、一回目の利上げオッケー、二回目の利上げオッケーという風に足元を踏みしめて確認した後で、「じゃあ業績はどうなんだ?」と言ったときにハイグロース株の業績もどんどん増えているようだったら、そこでハイグロース株に乗ってくるという点もある。

じっちゃま
じっちゃま

だけれども、今は金融相場から業績相場へのバトンタッチの局面なので、あれー!という間にバトンを落とすリスクがある。その時に、一番こっぴどくやられるのはハイグロース株だから今は保守的にやった方が良い。特に2022年2月3月あたりはそういう大事な時期なので、気を付ける必要があると思います。

調整局面での“VTI”、2022年の投資戦略について(12/16LIVE配信)

質問者
質問者

11月下旬の調整局面から現在までVTIはどのようにトレードされましたか?

じっちゃま
じっちゃま

僕の持っているVTIは全然動かしませんでした。例えば、2022年の投資戦略としては、非常にパフォーマンスがよかったVTIを90%、100%にするということはやめて、半分くらいをVTIにして、残りの半分をサテライト

じっちゃま
じっちゃま

サテライトの銘柄を選ぶときに、僕がやりたいことは株価評価の非常に低い株、そして配当利回りの高い株といったものを中心に踏み込みたいと考えています。例えば、エクソン(XOM)の場合はPER18倍、配当利回り5.7%と非常に配当が魅力的だよね。

じっちゃま
じっちゃま

あるいは、シェブロン(CVX)の場合は少し高いけどもPER21倍、配当利回りは4.6%というのもいいよね。

じっちゃま
じっちゃま

あとは、ダウケミカル(DOW)の場合はPER7倍、非常に低いよね。これは万年低いんだけどさ。配当利回りは5.2%とこれも利回り高いよね。

じっちゃま
じっちゃま

あるいは、ライオンデルバセル(LYB)はポリオレフィンなんかを作っているメーカー(日本で言う東レとか帝人とか)ですけれども、PER5倍、配当利回り5.2%とかね。そういう風にPERが低くて配当利回りが4%~5%あるような銘柄というのはアメリカにゴロゴロしているんですよ。

2022年は課題が山積みのためリスク回避を。(12/8LIVE配信)

質問者
質問者

来年の投資戦略としては、VTIをコアにおき、サテライトには高配当株で大丈夫でしょうか。

じっちゃま
じっちゃま

2022年はVTIみたいなものを持っていても儲からないかもしれないと思っています。何故かと言うと、越えなくてはいけないハードルがものすごく多いから。テーパを完了させないといけない、利上げを開始しないといけない、インフレ率を5%から2%に持ってこないといけないといった課題が山積みにある。

じっちゃま
じっちゃま

その時に、VTIを保有していても儲からないならば、少しでもパフォーマンスに色を添えた方がいいよね。例えば、高配当銘柄に注目して、高利回りETFの配当利回り4%か…。この際、4%でもゼロよりはいいという形でそういった銘柄を組み込むとかね。

じっちゃま
じっちゃま

例えば、エネルギーETFのXLEとかさ。たぶん3.7%とかの配当利回りだから、0%よりはそっちの方がいいかなという感じで組み込むという工夫が必要だと思う。2022年は、2021年よりも大幅にリスクを切り詰めてください

VTI以外に高配当ETF”VYM”はどう?(12/5LIVE配信)

質問者
質問者

NoteにVTI以外にVYMも分散投資の気分を味わえると書いてありました。高配当ETFのVYMについても来年は良さそうでしょうか。

じっちゃま
じっちゃま

とりわけ、2022年はこの高配当ETFなんかはいいかもしれない。来年は結構難しい年になると思うので、ディフェンシブなETFであるこれは良いと思います。

高配当株の配当利回りの適正水準は?(6/29LIVE配信)

質問者
質問者

高配当株の配当利回りの適正パーセントはどのくらいでしょうか。

じっちゃま
じっちゃま

高配当株と言うのは良い投資対象だと思います。しかし、気をつけないといけないのは「なぜ高配当なのか」を少し考えてみる必要がある

じっちゃま
じっちゃま

ある銘柄に投資する前に、チャートをちょっと見て、そのチャートが滝みたいに右肩下がりのチャートだったら、何か深刻に悪いことがあって、それで株価が売られていて、その関係で配当利回りがよく見えるというケースがある。これには気を付けなければならない。

じっちゃま
じっちゃま

それで、株式の配当のスイートスポットとすれば、大体配当利回り3%~5%くらいのレンジに入っている利回りが凄く魅力のある配当利回りだと思います。だけれども、配当利回りが6%、7%、8%という風にどんどん高くなると、そこからはリスクの方が大きくなると思う。

じっちゃま
じっちゃま

実際、アメリカでは配当利回りで8%を超えるような株式は①倒産するか、②無配転落するリスクがあるという風に一般に理解されています。だから、利回り7%とか8%とかの株に手を出さないでください。

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今回は以上です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。

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