こんにちは、たつごん(@tatsugonblog)です。
今回は、米国株の注目銘柄「ドクシミティー(DOCS)」の今後の株価、将来性などについて記事にしました。
ドクシミティーは2021年IPO銘柄でテンバガー候補として非常に注目を浴びた(ている)銘柄になります。私もドクシミティーは保有しています。
※注意※あくまでも投資は自己責任でお願いします。
「Doximity(DOCS):ドクシミティー」とは
ドクシミティーは医者と患者を結ぶコミュニケーションプラットフォームを提供するスタートアップIT企業になります。本社はサンフランシスコにあります。
SNSってことならLINEとかWhatsAppとかを使えばいい話では?
なぜこんなに話題になっているの?
気軽に従来のSNSを経由して、お医者さんが患者さんを問診してはいけないという規制があります。
これは、お医者さんが患者さんの病気に関する情報など、プライバシーにかかわる個人情報をやりとりする関係で、医療保険携行責任法(HIPAA : The Health Insurance Portability and Accountability Act)という法律が定めるコンプライアンス基準に適合する方法でしか、コミュニケーションを取ることは許されません。
(トウシル)
そこで活躍するのが、ドクシミティーのSNSツールというわけです。よく医療版「LinkedIn」に似ていると言われています。
ドクシミティーの強みとは?
ドクシミティーが注目されている点として「医者や患者は無料で使用できる」ということがあります。米国にいる医師の約80%が利用しており、その数は180万人以上という規模です。
それなら「どこで稼いでいるの?」というところですが、主な収益源は製薬会社やヘルスケア会社といった「企業」から利用料を得ることで成り立っています。
ドクシミティーを利用することで製薬・ヘルスケア企業は医師の専門性や情報がわかるため、効率的に製薬販売、患者獲得などマーケティングを行うことができます。
米国大手医療企業トップ20社すべてがこのツールを利用しているんです。それくらい革命的で必要とされている企業だということがわかります。
ドクシミティーの決算は?
ドクシミティー(DOCS) 11/9 引け後
●決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):65.85ドル(-13.93%)
●売上高:0.79億ドル(予想0.73億ドル)〇市場予想を上回った ※2社の平均
●調整後EPS:0.19ドル(予想0.09ドル)〇市場予想を上回った ※3社の平均
7-9月期の業績は市場予想を上回ったものの、ロックアップ期間の終了を11/12に控え株価は時間外取引で10%を超える大幅安となりました。(SBI証券)
売上高もEPSも市場の予想を上回ることができ合格。しかし、ロックアップ終了の懸念により株価は大きく下落しました。
会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルなどの公開前の会社の株主が、その株式が公開された後に一定期間、市場で持株を売却することができないよう公開前に契約を交わす制度のことをいう。(野村証券)
ドクシミティーの株価
67-8ドルあたりをネックとして、ダブルボトム形成からの跳ね上がりを目指したいところです。まずは、そのネックを超えていきたい!!頑張れ!!
将来性、収益性にも優れた企業なので期待しています。
2022年度第2四半期の財務ハイライト
- 収益:収入$ 79.4百万対$ 45.1百万、76%の前年比増加。
- 純利益および非GAAP純利益:純利益は$ 36.1百万対$ 1,000万、45%のマージンを表します。非GAAPベースの純利益は$ 41.6百万対、$ 11.2百万52%のマージンを表します。
- 調整後EBITDA:調整後EBITDAは1260万ドルに対して3280万ドルで、前年比160%増加し、調整後EBITDAマージンは28%に対して41%になります。
- 1株当たりの純利益および非GAAPベースの1株当たり純利益:1株当たりの希薄化後純利益は0.02ドルに対して0.17ドルでしたが、非GAAPベースの希薄化後1株当たり純利益は0.02ドルに対して0.19ドルでした。
- 営業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフロー:営業活動によるキャッシュフローは1270万ドルに対して19.2百万ドル、フリーキャッシュフローは1130万ドルに対して18.1百万ドル。
(Doximity)
総収益は7,940万ドルで、前年比76%増となっています。そして、45%という驚異の純利益率と41%の調整後EBITDAマージンということで稼ぎまくっている企業ですね。
ドクシミティーの財務見通し
Doximityは、2021年12月31日に終了する第3四半期のガイダンスを次のように提供しています。
- 売上高$ 85.8百万と$ 86.8百万の間。
- 調整後EBITDA $ 32.0百万と$ 33.0百万の間。
Doximityは、2022年3月31日に終了する会計年度のガイダンスを次のように更新しています。
- 売上高$ 326.1百万と$ 328.1百万の間。
- EBITDAを1億2760万ドルから1億2960万ドルに調整。
(Doximity)
ガイダンスもとても良さそうですね。
ハイグロ銘柄のため決算でミスをしてしまうと大幅下落してしまうので、次回以降も決算ミスのないようお願いしたいところですね!
おまけ:ジムクレイマーもドクシミティーを絶賛
「Mad Money」の司会のジムクレイマーもドクシミティーを紹介、絶賛しています。
“I like Doximity. … Doctors love it. They communicate with it, and it does not stop going down. But again, this fits this pattern I’ve been talking about the whole show. We’re trying to find footing for these [kinds of stocks]. They’re very expensive stocks. We’re closer to a bottom than we were a week ago. I think Doximity is a buy here.”
「私はDoximityが好きだ。…医師も喜んでいる。医師たちはそれでコミュニケーションをとり、下がるのを止めません。しかし、繰り返しになるが、これは私がショー全体について話しているパターンに重なる。私たちはこれらの種の銘柄の足場を見つけようとしている。ドクシミティーは株価が非常に高い。1週間前よりも底に近づいている、つまりDoximityは買い場だと思う。」
(CNBC)
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今回は以上です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。