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一体なぜ?年収1000万円の人でもお金持ちとは言えない理由

節約生活

おはよう、こんにちは、こんばんは、たつごん(@tatsugonblog)です。

本記事をご覧いただきありがとうございます。

理想の生活を送るためにも年収1000万円が目標と考えている方は多いと思います。しかし現実、想像してた贅沢な生活ができずむしろ1000万円でさえも苦しいなんてことも。

なぜ1000万円という高給でも苦しいのでしょうか?本記事では、年収1000万円の人でもお金持ちとは言えないのか解説していきます。

年収1000万円以上の割合(国税庁調査より)

日本人の平均年間給与は約400万円ほどですが、年収1000万円の人はどのくらいいるのでしょうか。

毎年国税庁では民間給与実態統計調査を行っており、給与階級別に所得者数の割合が記載されています。(以下、令和元年)

1000万円以上1500万円以下・・・3.6%

1500万円以上2000万円以下・・・0.8%

2000万円以上2500万円以下・・・0.3%

2500万円以上 ・・・・・・・・・0.3%

上記の表を見ると年収1000万円以上の割合は5.0%に及び、1000万円以上1500万円以下の割合は3.6%。

また、1000万円以上の割合は40代あたりから増加していく傾向にあります。

たつごん
たつごん

オラ20代前半でその半分も貰ってないぞ…。1000万円って相当良い生活できるんだろうな…。

でも、現実はそうはいかないみたいです…。

年収1000万でも豊かな生活ができない現実

年収1000万の人の生活を見てみると、「子どもの教育費が高くて大変…」「毎日外食ができることはなく昼は弁当」など、現実は思ったより生活が苦しいといった声が散見できます。

私の上司は1000万円を超しており、上長(部長や本部長)・役員クラスとなると1500万円ほど貰っているみたいですが、お弁当の人や一般的な家に住んでいる方が多いです。

想像していたほどの豊かな生活ができないのは一体なぜなのでしょうか。

年収1000万円=お金持ちではない理由

20代前半の私の給与所得はもちろん1000万円に及ばず、その半分以下です。そのため、こんな「年収1000万円=お金持ちではない」なんて言ったら避難されるかもしれませんwお許しくださいw

年収1000万円でも贅沢な暮らしができない理由は何かについて以下解説していきます。

既に生活水準が高い可能性

まずは年収1000万円のひとは既に生活水準が高くなっている可能性があることを挙げさせていただきます。

年収300万円の時は家賃3・4万円のところに住んでいたが、徐々に年収が上がっていくと高い家賃の家に引っ越したりしますよね。

お金持ちになるためには収入>支出となる必要があり、収入が高く支出も高くなってしまえばお金はたまりません

無意識のうちに生活水準が上がっていたことで生活を苦しめている可能性があることが挙げられます。

累進課税制度である

日本の給与に対する税金、いわゆる所得税は給与が高ければ税金も上がっていく「累進課税制度」をとっています。

以前までは累進課税の上限が70%だったみたいですが、現在は4000万円超の税金45%が上限と定められています。そこに住民税10%が追加される形となります。

年収1000万円の場合もこの累進課税制度の影響をもろに受けていることが考えられます。課税される所得金額が900万円以上1800万円以下の場合、税率は33%となり、ちなみに控除額は約150万円ほどとなります。

年収695万以下の場合は税率が20%となるため、そこと考えるとなかなか税率が上がっていると言えます。

教育ローンや奨学金に所得制限がある

お子さんを持つ年収1000万円のご家庭の場合、教育ローンや奨学金を受けようと思っても所得制限があり受けられないケースがあります。

教育ローン・奨学金所得上限(以下、参考数値)
  • 私立高校等授業料軽減助成金:年収目安760万未満
  • 高校生等奨学給付金:年収目安250万未満
  • 入学時特別増額貸与奨学金:年収目安400万程度
  • 日本政策金融公庫教育ローン:年収目安890~990万未満
  • 日本学生支援機構貸与型奨学金:年収目安686~1100万以下

上記の所得上限数値はあくまでも参考数値としてご覧ください。奨学金の中にも無利子・有利子、高校や大学など学校ごとに決まっているため、詳細は各HPよりお調べください。

お子さん複数人いるご家庭の場合、奨学金や教育ローンの所得上限が1000万を超えている場合が少ないため、教育費に困っている人も多いです。

年収1000万円超の場合、こうした壁があることが生活を苦しめているのかもしれません。なんか複雑です…。

まとめ:固定費を下げることで豊かさアップ

年収1000万円でも色々苦労するということがわかってきましたね…。お金持ちとは言えない理由としてやはり累進課税制度である点が一番影響を与えているかもしれません。

しかし、累進課税制度は日本だけでなく海外でも採用されていることが多いため、仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれないです。

少しでも豊かな暮らしをしたいならば、やっぱり固定費を見直す必要がありそうです。特に、家賃。もし今20~30万円くらいの家に住んでいるならば、10万円∼20万円の家に引っ越しただけで10万円浮きます

生命保険や損害保険も見直すといくらか安くなったり、住宅ローンも借り換えしてもいいと思います。

お金持ちになるために必要な方程式「収入>支出」。私は常にこれを意識しています。収入が上がる、支出維持の場合、お金が貯まっていきます。支出が上がっては意味がないのです。

支出が高くて生活が苦しいのであればそこを見直すことで、今よりも豊かさは上がっていくと考えられます。私も頑張っていきますよー!!

本記事は以上です。他の記事でもお会いしましょう。

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