この言葉を聞いたらすぐ逃げて！今新高値を更新している銘柄“３K企業”に投資しよう

上記のような銘柄はしばらく良くないと思います。なぜなら、それらは全てロング・デュレーション・アセットだからです。

それは何かと言うと、遠い未来に何かの夢が実現するかもしれないという銘柄で、今は赤字でも将来の成長を見据えて投資をするタイプの投資対象は今ボコボコにやられています。

そして、今後も利上げで金利が上がっていくわけなので、更にボコボコになると思います。だから、皆が気を付けなければいけないウォッチワード、この言葉を聞いたらすぐに逃げた方が良いキーワードは「夢」あるいは「技術」、「最新鋭」とかいう言葉です。

そういう言葉は全て鬼門というか、大幅に差っ引いて考えた方が良いです。僕だったらそういうところには全く近寄りたくないです。今、新値を更新している銘柄は3K企業です。カッコ悪い、汚い、危険といったダサいビジネスが株価的には非常に良いですよ。

EPSは、予想76セント、結果78セント。売上高は、予想407.5億ドル、結果409.6億ドル。売上高成長率は、前年同期比-10.4%。

ガイダンスが問題だったんだけれども、EPS予想3ドル21セントに対して、新ガイダンス3ドル10～15セント、売上高予想1579億ドルに対して1532億ドル。だから、売上高のガイダンスも低いし、EPSのガイダンスも低いですよね。

やっていることとしては、原点への回帰ということでエンターテイメントとか映画部門だとかを全て売って、コアの通信事業に回帰しています。

僕はマーケットシェアのデータを見る限りは一定の成長は出していると思っています。AT＆Tがマーケットシェアゲインをしている状況は久しぶりに見ました。今まではずっとダメでした。

例えば、Tモバイルとか若々しいブランドの方が元気だったのですが、最近AT＆Tは盛り返してきているんですよ。

でも、通信セクターというセクター自体が成熟セクターで足元は第5世代のテクノロジー5Gの導入で設備投資負担も大きいので、諸々の条件が重なってあまり冴えない状況になっているんではないでしょうか。

だから、過渡期ということだと思います。でも、バリューはあるのかと言われると、ネット株とかSaaS株とかを持っているよりはAT＆Tの方が遥かに良いとは思います。

良いと思います。HALはハリバートンという会社で、セクターはオイルフィードサービス第2位の会社です。ハリバートンはパンピングサービス、つまり石油の汲み出し？をしています。

僕はオイルフィードサービスの会社の中では一番嫌いな銘柄でしたが、今回の決算はピシッとした良い決算を出してきています。

好決算だった理由は、南米にガイアナという国があってそこで大きな海底油田が発見されたのですが、その油田のセンサーの供給とかいうビジネスが凄く良かったみたいです。なので、今好調に来ています。今でも買いだと思います。