こんにちは、たつごんです。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。※LIVE配信とは内容はそのままで、少し語り口は変えてわかりやすく文章化しています。
今回は、主に“旅行銘柄の今後、旅行関連銘柄の特定の銘柄分析”について。
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI)
じっちゃまの解説を聞いてから運用成績が良くなってきているので、そこで参考・勉強になったことをこのブログでまとめて発信をしています。
※重要ですが、投資の判断は自己責任でお願いします。
コロナ前に戻るのは困難?旅行関連銘柄の今後について世界情勢を交えて解説
それでは、じっちゃまの意見をまとめましたのでご紹介していきます。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
【徹底考察】ウクライナ情勢が与える旅行銘柄への影響は?
普通、紛争があると旅行需要はぐっと落ちます。だから、その意味において短期的にはマイナスだと思います。
ドンパチが始まれば旅行しにくくなるので、ネガティブにはなりますよね。でも、それは一過性のことだと思うので、それが過ぎればOKだと思います。
【実際どうなの?】MARはPERが100以上と割高に感じる
これは関係ないです。なぜなら、新型コロナで客室稼働率とかそういうのがもの凄く落ち込んだりなんかしたからです。
今のEPSというのはMARの稼ぐ力を全然反映していないと思います。なので、足元のPERは無視してください。
【銘柄分析】CCLは金利上局面でコロナ前に戻るのは困難?借金多いけど大丈夫?
コロナ前との比較が難しい理由は、発行済み株式数が全然増えているので、コロナ前には戻りにくいとは思います。僕は究極的にはいけると思っていますが、すぐにはいかないと思っています。
CCLの借金が多くて金利上昇局面ではマイナスなのかについては、そんなことないと思っています。それを補って余りあるほどビジネスは増えると思うので、大丈夫だと考えています。
【どうすべき?】HAに大きく張るのはあり?なし?
HAというのは、ハワイアンホールディングスという会社、つまりハワイアン航空ですよね。非常になんていうか、ユニークな航空会社だと思います。
コロナ前は経営の着眼点は良かったと思いますが、ハワイという非常に特殊なマーケットに特化している関係上、今はアジア諸国の方がその他の世界に比べて新型コロナの水際対策とかは遥かに厳しいわけですよね。
だから、ハワイに行く観光客というのは日本人、韓国人、中国人とかもいるわけで、そこからの需要がガクンと落ちています。しかも、ハワイ域内の日本でいう国内線マーケットは小さいわけです。なので、もの凄く苦労しています。
今唯一オープンしているルートはロサンゼルス、サンフランシスコからハワイとかは人気になっていると思うけれども、他のエアラインに比べて一歩も二歩も後退している状況だと思います。それをボトムフィッシングしたいというなら、やってみてもよいかもしれませんが、一つ間違えばすごい赤字が増える状況だと思います。
例えば、ライバルにUALという航空会社がありますけれども、色々な機材を持っている中で最もキャパシティが大きいのがボーイング777型機です。コロナが来たときにユナイテッドは苦渋の決断をして、777を全部飛ばさないという決断をしました。
それで、今777を復活させるということをやっていますけれども、それ飛ばし始めたらいきなり赤字が出るという状況なわけで、そういう血みどろの戦いみたいなことをUALがやっています。
いつかはそういったことを再開しなければいけないわけだけれども、その最初が一番苦しい、そういった状況です。ハワイアンが置かれている状況はそれと同じかもっと厳しい状況だと思いますね。
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