こんにちは、たつごんです。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。
今回は、主に“いま割安で取引されているセクター4つとは?/バリュー投資をするなら個別銘柄一本釣りせよ!”について。
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI)
じっちゃまの解説を聞いてから運用成績が良くなってきているので、そこで参考・勉強になったことをこのブログでまとめて発信をしています。
※重要ですが、投資の判断は自己責任でお願いします。
いま割安で取引されているセクター4つとは?/バリュー投資をするなら個別銘柄一本釣りせよ!
それでは、じっちゃまの意見をまとめましたのでご紹介していきます。
割安でトレードされている4つのセクターとは?
あまりワクワクしませんよね。一つには電力会社のPERが歴史的に見て高い水準にあるということです。
もっと言えば、今過去10年のセクターPERと比べて割安でトレードされているのは本当数えるくらいしかなくて、①原油、エネルギー(ここが一番安い)、②素材、③ヘルスケア、④銀行くらいしかありません。
なので、バリュー投資をやりたいということであれば、その4つのセクターを集中的に勉強する必要があると思います。
VTV、VDEはどう? / バリュー投資の極意とは?
ぼちぼちじゃないでしょうか。何でもETFが良いとか、何でも指数が良いとかなぜ受動的な発想は良くありません。
例えば、バリューETFと一言に言っても何を基準にバリューと定義しているのかによって大きく中身が変わってきます。そして、そのバリューETFがバリューだと言っているものがバリューじゃなかったりとかそういうものが沢山含まれています。
なので、バリュー投資の極意というのは銘柄選定にあるわけだから、個別じゃなくてバリュー投資をやっていますというのは言っていることが意味不ですよね。つまり、バリュー投資をやるなら個別株、銘柄一本釣りをしてくださいという話をしています。
ハネウェル(HON)はどう? / IBMはバリュー銘柄?
ハネウェル(HON)はイマイチですね。ちょっと高いと思います。
IBMはバリュートラップではないでしょうか。一見するとバリューに見えるけれども、万年バリューというやつじゃないかな。IBMは売上高も増やせてない、利益も増やせてないという会社なので、僕だったらパスですね。
BTI、EMN、CAT、LMTはどう?
あまり好きではありません。ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)は、まあ近寄らない方が良いと思います。よく知っている会社です。
イーストマンケミカル(EMN)は良いと思います。とても良い銘柄を見ていますね。私も実は見ています。今の時流に合ったストーリーだと思います。
キャタピラー(CAT)も良いとは思うんだけれども、こっちの方は後回しですね。イーストマンケミカルの方が良いと思います。
ロッキードマーティン(LMT)はこのところ2回続けて決算発表悪かったですよね。なので、注意する必要があると思います。
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