3年連続二桁成長は珍しい！2022年のVTIは±0%と考える理由【じっちゃま米国株】

金融相場で割高になったVTいの下落リスクを避けるために、逆業績相場で下がったVTIに大きな金額を投じる戦略はいかがでしょうか。

VTIは2022年は±０くらいじゃないですか？

だから、大きくは下がらないと思いますよ。要はそこでトレードしようとしてもダメなのではないでしょうか。

VTIは5年、10年で見るとどの程度のパフォーマンスが予測されますか。

はい、わかりません。でも、僕が言いたいことは2019年のSP500、つまりアメリカ―のマーケットは＋28.9%でした。2020年は＋16.3%でした。

そして、今日までのアメリカ株のパフォーマンスS＆Pで見ると＋25%とかそのくらいだったかな。

そういう風に3年連続で二桁成長というのは非常に珍しんですよ。むしろ、上がったり下がったりするマーケットの方が普通なんです。

去年も今年もマーケットが高かったから、来年も当然高いという発想はどこから出てくるのか…。だから、2022年に関しては±0くらいかなと控えめに見ています。

でも、50年とかでで均して見ればSP500は＋8～9％くらいでパフォーマンスが出ているわけです。なので、長期では心配していないというのはそういった理由があります。

VTIよりもVTの方がリスクが低い印象があります。

VTの方は総組み入れ銘柄数は9,051銘柄で、VTIの方は総組み入れ銘柄数は3,791銘柄ですね。

だから、VTの方がもっと幅広い投資対象に投資しているということですよね。

なので、その意味において分散がどちらが効いているかと言えばVTの方がVTIの方が分散が効いていると思います。

パフォーマンスを見ると、VTIの過去10年のパフォーマンスは年率平均14.7%です。

一方、VTのパフォーマンスは過去10年間で年率平均10.13%となっています。VTIの方がリターンは高いですね。

2022年に向けてVTIから抜いた資金を金融セクターVFHや7-10年債IEFに向けるのはありでしょうか。

金融セクターが人気になるんだとすれば、イールドカーブの勾配がもっと急にならないと元気が出てこないと思いますね。

今（2021年12月時点）はそういうイールドカーブになっていないですよね。僕だったら後回しにしても良いかなと思います。