こんにちは、たつごん(@tatsugonblog)です。
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この記事では、じっちゃまこと広瀬隆雄氏の米国株投資についてまとめています。
今回は、主に“バブル崩壊時に買うべき銘柄やピークデジタル、良い決算とは何か”について。
三洋証券、S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て、2003年、投資顧問会社・コンテクスチュアル・インベストメンツLLCを設立。長年、外国株式関連業務に携わっており、特にBRICsをはじめとした新興国市場に詳しい。米国フロリダ州在住。(ZAI)
Youtubeで定期的にLive配信をされていて、とてもアップデートな情報を聞けるので、米国株投資をされている方にはおすすめの米国株投資チャンネルです。
じっちゃまの解説を聞いてから運用成績が良くなってきているので、そこで参考・勉強になったことをこのブログでまとめて発信をしています。
※投資の判断は自己責任でお願いします。
過去から学べ!ピークデジタル、バブル崩壊時に買うべき銘柄とは?
じっちゃまLIVE配信の主に“バブル崩壊時に買うべき銘柄やピークデジタル、良い決算とは何か”について意見をまとめました。
最後は悲惨なことになる。バブル崩壊時に買うべき銘柄とは?
ドットコムバブルが崩壊した時、次は何の株を買ったのですか?
2021年の投資戦略ということでセミナーをした時に言った銘柄を言うと、ヴァーレ(VALE)、スターバルク(SBLK)、ブリストルマイヤーズスクイブ(BMY)、CVSヘルス(CVS)、アンセム(ANTM)といった銘柄でした。
なので、全部オールドエコノミーですよね。チャラチャラしたネット株はありません。それは、先々の事を考えてそうしたんです。いつかバブルが弾ける。その時に弾けても問題ないような銘柄を1年先を展望してそういう銘柄を紹介しました。
ドットコムバブル崩壊のときの話。「変だな」という兆候は早くから見えていた。
ドットコムバブル崩壊の時はどうだったかという話をすると、「ちょっと変だなぁ」という兆候が見え始めていたのは99年とかからもう見えていました。でも、その頃はまだ今日のゲームストップなんかと一緒でチャラチャラした銘柄がどんどん上がっていた時だったんですね。
でも、フッと横を見るとノースロップグラマン(NOC)のような地味な防衛株がヒタヒタ来ているわけです。だから相場の流れが変わる時、主役が変わる時、次のリーダーシップの銘柄群は今バブルに踊っている中でも既にスタートを切って助走し始めているんですよ。
列挙した銘柄はヒタヒタ来ていたわけですよね。僕はそれを見ているわけです。僕が話題にする銘柄のうち半分はSaaS銘柄やSPAC銘柄、IPO銘柄ですが、残りの半分はオールドエコノミーです。どうしてかというと、次にスッと行けるようにヘッジしているんです。
なので、僕はもうこのパーティーがどういう形で終わるかということは、僕の目には見えているわけです。最後は悲惨なことになるんです。だから、もっとバリュー株やアセットアロケーション、分散投資の勉強をした方がいいです。例えばVTIみたいなETFの勉強もしてください。
チャラチャラしたロビンフッド関連銘柄だけが投資じゃないです。そういう個人投資家は真っ先に力なく死んでいくと思いますよ。凄く意地悪に聞こえるかもしれないけれども、親身なアドバイスとしてそういうことを言っています。
バブル終焉時の傾向。“ピークデジタル”とは何か / 良い決算とは何か?
バブル終焉時の傾向について詳しく教えてください。
僕が一番経験した大きかったバブルはドットコムバブルです。ドットコムバブルの時は、バブルが弾ける時に非常に軽い傷で逃げることができました。何故逃げられたかと言うと、決算発表を見ていたからです。
2000年の第1四半期の決算だったと思うけれども、EPS、売上高はきちんとした数字で入ってきた。だけれども、ガイダンスが低い会社がとても多かったんです。
その時なぜガイダンスが低かったかと言うと、顧客の設備投資欲が落ちているというコメントを出す企業が相次ぎました。最初は1社、2社がそういうことをポロっと言い始めたけれどもそれが10社、50社と言う感じで野火のように広がっていったんです。
顧客の設備投資意欲が落ちている。2000年問題について
どうしてかと言うと、2000年問題というものに関係していると思うんですよね。年号が1999年から2000年に変わる時、000が並ぶと旧式なメインフレームコンピューターはその数字に対応していないのでPCが狂うんじゃないかという都市伝説がまことしやかに囁かれて、2000年の直前に駆け込みで色々IT設備を最新のものにする駆け込み需要があったんです。
設備が新しくなったので、もうその直後に追加投資する必要がないわけですよね。そして、実際にカレンダーが2000年に変わって狂うかと思ったら狂わない。「良かった!(パチパチ)」という風に思ったら、次の瞬間何が起こったかというと「あれ?新規ビジネスがゼロになっている…」ということが明らかになったわけですよ。
だから、ドットコムバブルというのは現場の現業の景況感の変化あるいはビジネスの需要の変化によるもので、バブル崩壊のきっかけは何かというとそれはファンダメンタルズ。つまり、業績がきっかけになったという話をしています。
新型コロナをきっかけに需要爆増。ピークデジタルについて
いつ今回のバブルが弾けるのかはわからないけれども、僕が心配していることの一つを言うと、「ピークデジタル」です。それは何かというと、2020年新型コロナが来て、外出が出来なくなってしまった→お店に行けない→Amazonで買おうという形でネット通販の比率がもの凄く上がりました。
それから、会社に行けない→家で仕事しなきゃいけない→新しく仕事用のパソコン買おう、あるいは貧困家庭でパソコンがなかった家庭にも「パソコンを配ろう」という形でChromebookとかの売り上げが増えましたよね。
さらに、家でも仕事ができるようにとSoftware as a Service、つまりSaaSと呼ばれる形でサブスクリプションが進んだとか、そういうものはいずれも新型コロナをきっかけに需要が跳ねあがったわけです。
そのうちの多くのものは今後も継続的に高い水準で需要が推移するとは思いますよ。だけれども、例えば子供のためにパソコンを自宅でリモート学習できるようにパソコンを買い求めるような需要はたぶん一過性だと思うんですよね。
いつかある時点で在宅であることが誘発するネット通販の好調とかがガクンと陰りを見せる可能性があると思います。そうすると決算発表のときにガイダンスが悪かったという話になるわけですよね。
良い決算とは何か?3つの基準について
良い決算とは何かというと、①EPSで予想を上回ること、②売上高でコンセンサス予想を上回ること、③今後のEPS、今後の売上高に関する財務部長の見解=ガイダンス(←これが重要)です。
ガイダンスの数値が下がってきたり未達になれば、もはや良い決算ではありません。その株は売りです。今どうやってバブル崩壊から自分の身を守るんだという話をすると、それは決算を見なさいということです。
決算が一番リアルタイムで、将来これから何が起こるということに関する財務部長の見解、そのフィーリングですよね。「あ、なんか悪い予感がするな」がリアルタイムでわかるのは決算発表とカンファレンスコールなんですよね。
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