こんにちは、たつごんです。
今回は不動産投資家の中でバイブルとされている方も多い「まずはアパート一棟、買いなさい」のレビューをしていきます。
結論から言ってしまうと、不動産投資をしていく上で抑えるべき事柄がぎゅっと詰まった実践書という感じでした。
不動産投資の知識を吸収するのにとても参考になりました。
少し詳しく次の章から話していきたいと思います。
【おすすめ不動産投資書籍】“まずはアパート一棟、買いなさい”の感想、レビュー
2016年に初版が発行された本書ですが、不動産投資の手法や融資状況などが今と数年前では異なってきたことから新版として2020年に発行されました。
そのため、比較的新しい融資状況や不動産投資の進め方・拡大戦略などを知ることができるのでとっても勉強になりました。
不動産投資は長期的目線が大切
この書を通じて、不動産投資は長期的な目線が大切であることを再認識することができました。
不動産投資は他の投資(株式投資や仮想通貨投資)などと異なり、コツコツと年月を経て買い進めることになります。
すぐには資産を2倍や3倍にすることは難しく、ミドルリスク・ミドルリターンな投資であることを意識しなければなりません。
融資を受けられなければ不動産投資は進められない
既に数千万あるいは億といった資産をお持ちの方は融資を引かずに不動産を購入することができますが、私のように一般的なサラリーマンが不動産を買うには融資を受ける必要があります。受けられなければ、不動産投資を始めることもできません。
だからこそ各銀行や信金の融資条件を把握し、各銀行が融資を出したい物件を探し出すことが大切であることを学びました。
自分が良いと思った物件ではなく、融資が出る物件を選ぶことが大事ということです。
物件購入における自分の選定基準を持つこと
不動産投資を始める人・初心者の人は不動産会社の営業マンの話を真に受けて「これは成功しそう」と錯覚に陥ることが多く、最終的に大損なんて人もたくさんいるのが現実です。だからこそ自分の基準を設けることが大切。
利回りは10%以上とはいってもそれが表面利回りなのか実質利回りなのか等、自らの選定基準を持ちながら買い進めることでブレのない安定した経営ができるということです。
その基準を設けるために必要な知識を植え付けることができるのが本書の特徴です。計算方法などもわかりやすく掲載してあるため、慣れでどうにかなりそうだなと感じました。
不動産賃貸業の経営者としての意識
不動産投資と他の投資と異なる大きな点は、賃貸業というビジネスにあるところです。
そのため、物件を購入して終わりではなくむしろスタートだという点を意識する必要があります。
今は満室経営でもいつかはその賃借人も退去する時が来るでしょう。そこで、「経営者」としてどう満室にするかという経営マインドが大切だと感じました。
そうした空室対策・満室経営に活かせるマインドや実例が載っているのもこの書のなるほど!と感じるところです。
地方・中古でも全然問題ない!収益性重視!
この書では、地方の一棟アパートと都心の築古一棟アパートが狙いとしています。
要は、低価格かつ高利回りな物件を購入していこうということです。
セミリタイアしたい人ならなおさらこういった物件を攻めていくことが大切と思いました。
収益性が低ければその分キャッシュフローも低く、短期間で自己資金を回収することが難しくなります。
だからこそ、リスクをとりつつ収益性の高い物件で運営することで潤沢なキャッシュフローを実現することができます。
私も収益性重視の物件を狙いつつ、安定的にキャッシュフローが生み出せるようになってきたら新築アパートを建築して経営するといった修繕的にローリスクな方面に転換していけたらと考えています。最初はとにかくキャッシュフロー重視です。
さいごに
まだ1周目ですがこの本を読んで、不動産投資の進め方の大枠を掴むことができた気がします。(もちろんまだまだです笑)
そして、自分はキャッシュフローいくらを目標として設定しているのかも大事な経営指針ですよね!
私もこの本から得ることができた指標・アドバイスから物件の選定基準や目標を設定していきたいと思います。
もしまだお読みでない方はこの本おすすめなので読んでみてはいかがでしょうか!
今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。