おはよう、こんにちは、こんばんは、たつごん(@tatsugonblog)です。
今回は米国高配当ETFであるVYMの特徴について私なりに考察していきたいと思います。
私は主に米国の高配当ETF(High Dividend ETF)に投資をしており、現在SPYD、HDV、VYMを所有しています。
その中で、VYMの保有比率は最も低い(低いんかい!ごめんw)のですが、かなり優秀なETFだと思うため、定期的に投資したい銘柄です。
それでは、早速見ていきましょう。
Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)の基本情報
銘柄 | 発行元 | 設立 | 構成銘柄数 | リバランス回数 | 信託報酬 | 分配利回り | 分配回数 |
VYM | バンガード | 2006年 | 約400銘柄 | 1回/年 | 0.06% | 3.56% | 4回/年 |
VYMの特徴をわかりやすく表にしてみました。米国高配当ETFといえば、SPYD、HDV、VYMの3つが挙げられるくらい、とてもVYMも有名です。
設立が2006年ということでリーマンショックなど様々な事件を超えてきた信頼のおけるETFです。
VYMはインカムゲインだけでなく、キャピタルゲインも狙えると言われており、確かにそのパフォーマンスは凄いです。投資メリットの方で詳しく説明しますね。
VYMの投資セクター比率は?
VYMの投資セクター比率は、金融、ヘルスケア、消費財が上位3つを占め、その他テクノロジーや消費財サービス分野など幅広く組み込まれています。
とはいえ、このような上位3つのセクターは今後急成長をする可能性は低い(既に成熟したセクター)ため、金融・エネルギー系の比率が高ければ、景気に影響されやすいという側面もあります。
景気が悪化したら高配当でも大幅減配の可能性は否めないので、注意は必要です。でも、VYMは長年それを耐えたETFと言えるので、安心っちゃ安心かもしれないです。
VYMの投資メリットについて
VYMへの投資メリットを箇条書きにまとめてみました。
- コスト(信託報酬)が0.06%と安い
- 構成銘柄数が圧倒的の400社以上(分散投資◎)
- 高配当で年に4回配当金が分配される
- キャピタルゲインも狙える
コスト(信託報酬)が0.06%と安い
信託報酬が安いというのは長期保有に適しており、セミリタイアや配当金生活を望んでいる人はぜひ投資したい銘柄です。
逆に成長銘柄となると信託報酬が高い場合が多い(QQQとか)です。
構成銘柄数が圧倒的の400社以上
構成銘柄が多いのはとっても好材料ですよね。
他の高配当銘柄となると80から100銘柄などVYMの4分の1程度なので圧倒的な分散効果があります。
高配当かつ年に4回配当金が分配される
HDVやSPYDほど高配当ではありませんが、3.5%以上の配当利回りなので、それでも高配当だと言えます。
また、1年に4回も配当を受け取ることができます。
キャピタルゲインも狙える
最後に、高配当ETFはインカムゲインを得ることを目的ではありますが、VYMの場合キャピタルゲインも狙える銘柄なのです。
SPYDやHDVと比較すると、その成長率は群を抜いていると思います。
さいごに
配当金狙いの方におすすめな高配当ETF「VYM」。今後も私はこの銘柄に定期的にコツコツ積立投資を行っていく予定です。
VYMは他高配当ETFの中でも高い増配率を誇る銘柄としても知られているので、投資するメリットは大いにあると言えます。
ただし、景気の悪化による減配などのデメリットもあることはしっかり把握しておきましょう。
ちなみに、Youtubeでも有名なバフェット太郎さんの著書である「バカでも稼げる米国株高配当投資」はおすすめです。
具体的にどのような銘柄を買うべきなのかをシンプルに解説してくれています。
※バフェット太郎氏…
米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理人。現在の運用資産は5000万円で、コカ・コーラ株やジョンソン・エンド・ジョンソン株など米国の超大型連続増配高配当株10社に均等分散投資している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)