私は不動産投資を資産運用の主軸としていますが、融資を使うにせよ不動産購入ではまとまった資金が必要になります。
そこで資金を少しでも効率的に確保するためにも米国株投資を再開しようと時機を窺っているわけですが、いつどの価格で購入しようか悩んでいます。
今回は、米国投資を再開する時機についてチャートなどから考えていきたいと思います。
【投資信託】コロナ禍でも上昇中の米国ETFに投資すべきか【米国投資のメリットも解説】
ローリスクかつ成長性ありの米国投資 / メリットは?
米国投資は安定かつ成長が見込めるため非常にローリスクな投資だと考えています。
ETFで言えば、キャピタルゲイン重視のインデックス投資やインカムゲイン狙いの高配当投資などがありますが、個人的にはどちらかと言うと高配当が好きです笑
そもそも日本ではなく米国投資(特にETF)をしようと思うのは、以下のメリットがあるからです。
- 【全体→】米国経済が右肩上がりで成長している
- 【ETF→】株価の値動きがとても安定している
- 【ETF→】信託報酬がだいぶ低めである
- 【ETF→】幅広く投資することができる
特に米国経済が上昇傾向にある点、投資価値がありますよね。アメリカは先進国の中でも人口増加を見込んでいる数少ない国になります。
人口が増加すればその分の労働力も増えるわけなので、国全体の生産力を高めることができます。これが経済を成長させる源です。
残念ながらこのままいくと日本は人口減少していく国なので、アメリカと異なり経済成長が非常に厳しいと言えます。ローリスクかつ成長性があるのが米国株・ETFになります。
不動産資金増大の目的に向いている米国ETF
上記で米国ETFのメリットを紹介しましたが、安定性があるためコツコツ不動産購入資金を増やすには適していると思うのがこの米国ETFです。
日本は投資をすることに対し抵抗感やマイナスを抱いている人が未だにいますが、アメリカ人は異なります。多くの人が当たり前のように投資をしています。
その投資手法の中で主流とされているのが、この米国投資信託を長期・積立・分散で投資をしていく方法です。
そのため、米国ETFの株価推移はとても安定しており、何十年も右肩上がりで上がり続けている要因とされています。
また、米国企業の株主に対する考え方も魅力的です。それは還元度の違いです。
米国企業は株主に不満を抱かれないよう、利益還元政策を徹底します。日本の企業のように内部留保を嫌うのがアメリカです。
このような理由から株価が安定しており、今後も上がっていくことが予想されているため、コツコツ安定的に資産を増やしていくにはもってこいな投資だと考えています。ETFは分散して投資ができるため、個別株以上に安定性が高いです。
上昇し続ける米国ETF / いつ購入しようか悩む…
結局は右肩に上がっていくということを考えると、悩んでいることすら無駄に感じもしますが、できる限り下がったところで購入したいのがホンネです。
更に、コロナ感染拡大以降、異常とも言える株価上昇が起こっているため、余計にいつ購入すべきか予想しがたい状況が続いています。
上記チャートは高配当ETFでお馴染みのSPYDの週足チャートになります。
見ていただければわかるように、2020年1月のコロナ暴落以降、異常な速さで回復し今ではコロナ前もしくはそれ以上の状態に価格が推移しています。
現在(2021年7月)ではFRBの引き締め懸念などから少し下がってきたものの、これは一時的な話であって今後も上昇するかもしれないとも考えられる状態です。
だいたいが中期単純移動平均線で跳ね上がっていることを考えると、39ドル近辺で今回も上昇する可能性があることから、39ドル切ったあたりになれば購入かなと考えています。
続いて、私が好きな米国市場全体をほぼカバーできる投信信託であるVTIはこれも綺麗なチャートを描きながら推移しています。下がる余地なし…笑
こちらはもう積立でコツコツと毎月投資していくのがよさそうですね。移動平均線と平行して上昇を続けているため、どこで上昇しそうなど言うまでもありません笑
さいごに
米国株投資のメリットを説明しつつ、最終的にどのタイミングで投資しようかを米国ETFのSPYDとVTIから見てきました。
細かな米国経済に関する情報をキャッチしつつ、投資すべきタイミングとなれば今回は一気ではなくコツコツと買い進めていきたいと考えています。
目的は不動産購入資金の増大です。これを忘れず効率的にローリスクで金融資産を増やしていきたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。
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